ご予約・お問合わせ 0276-20-5670
海外では幼少の頃より歯列矯正を意識し、成長するにつれ綺麗な歯並びを作って行く方が多数です。アメリカでは歯並びの悪いアジア人を見ると、すぐに日本人だとわかる、とも言われているそうです。
歯列矯正は審美的な改善をするだけではなく、歯並びを良くすることで清掃性が向上し、虫歯や歯周病の予防にもつながります。また歯並びが悪いと、食べ物をよく噛み砕くことが出来ず胃腸などの消化器官に負担をかけたり、顎の関節に負担をかけてしまい顎関節症の原因になることもあります。
歯並びを治す矯正治療は、健康な身体と心をつくるための治療と考えております。小児期から成人矯正まで行っておりますので、悩みをお持ちの方は、ご相談下さい。
下記の図の歯並びを「不正咬合」といいます。不正咬合とは、歯並びが正常でない状態を指します。歯科矯正を行う目的は、正しい歯並びにすることで、不正咬合によって生じる様々な障害や、口元のコンプレックスを取り除くことです。
八重歯がある。凸凹している。
上顎の前歯が出ている。
下の歯画出ている。受け口。
前歯の咬み合せが極端に深い。
咬み合わせが横にずれている。
前歯や横の歯が接触しない。
不正咬合を放っておくと、下記の様な影響が出てきます。このように歯科矯正は、健康面とともに精神面の向上をめざすことが目的です。あなたも鏡の前で、歯並び、お口の状態を確認してみて下さい。
矯正装置を取り付けるためのスペースをづくりをします。 装置を正しい位置に装着するため、セパレーターというゴムをつけて歯と歯の間に隙間をつくります。 歯がなじむまでの2〜3日は、不快に感じますが少しずつ慣れてきます。
セパレーターでできたスペースを利用し、奥歯にバンドをセメント接着します。 歯の移動用のワイヤーや各種器具を装着する際の基盤になります。
・メタル…一般的な金属製。壊れにくく最もリーズナブル
・セラミック…ワイヤー以外の部分はほとんど目立たないタイプ。
子供の歯並びはよくないけれど、矯正治療は永久歯に生え変わってから、とお考えの方もいらっしゃることでしょう。しかし、乳歯から永久歯に生え変わりが始まった段階で行う治療「1期治療」をお勧めします。この時期に治療を開始すると、顎の骨や歯列の成長を利用し、正しい成長、整った歯並びへと導くことができるのです。また成長を利用した治療なので、痛みも少なく、負担が少ない治療方法と言えます。アメリカの矯正歯科学会(AAO)では、遅くとも7歳までに矯正専門医による検診を受けることを推奨しています。
顎が小さく、歯の生えるスペースが足りないために起こります。 口の内側に、右図のような装置を装着することで、顎の幅を広げたり、歯列を拡大して永久歯のスペースを確保することができます。
ポイント:永久歯になってからの治療では、全ての歯が歯列の中におさまるようなスペースを確保するために抜歯をするケースもあります。
癖や遺伝が原因で、下顎が上顎より前に突き出ている状態です。 この場合、下顎の成長を抑制する、あるいは上顎の成長を促進するための装置を装着します。 これにより、顎の成長をバランスよく整えていきます。
顔にかぶるマスクと口の中の装置とをゴムでつないで上顎の前の前方への成長を刺激しながら下顎の成長を抑えるタイプ。
帽子と顎にあてる部分とをゴムにつないで下顎の成長を抑える。
ポイント:永久歯になってからの治療では、全ての歯が歯列の中におさまるような スペースを確保するために抜歯をするケースもあります。
治療を開始するために、診断のための資料をとります。歯の型をとったり、レントゲン写真を撮影したりなど、多角的に判断し治療方針を決めます。
分析結果を患者様にご報告し、最終的な治療内容、治療期間、治療費等についてご説明し、十分にご納得いただいたうえで次のステップに入ります。
一般的な矯正の場合、1つ1つの歯に「ブラケット」と呼ばれる小さな装置をつけ、そこにワイヤーを通し、ごく弱い力を歯にかけます。矯正装置を通して歯に弱い力を継続的にかけていくことで、歯と骨の間にある歯根膜が伸び少しだけ隙間があきます。するとその隙間に新しい骨が生まれ、それ繰り返す事で歯列の矯正が可能となります。
矯正治療が終わった後はそのままでは元に戻ってしまうので、歯列を保定するリテーナーという器具を装着します。